音。

先日、とても天気のいい日に公園を散歩しました。割と大きな公園で、1周すると小一時間くらいはかかる大きさです。
1周ぶらぶらと歩いていると、人通りの多い場所や子供たちが遊具で遊んでいる場所がある一方で、それらの音や声が届かないひっそりとした場所がありました。
音の伝わりは空気の振動で、人体に到達した時には、耳から入りそれを認知する【心】へとその響きは伝わります。
例えば、急に大きな音(雷とか)がした時に、びっくりして心臓が早くなります。これはその大きな音の振動により【心】の拍動が影響を受けたことによります。
公園を散歩していた時、人が発する音の少ない場所ほど、気が晴れてすーっとするものを感じました。
普段、せわしなく動いていますが、知らず知らずのうちに【心】の拍動が乱れていたんですね。
音の少ない場所に身を置くことで、【心】への余計な振動による邪魔がなくなり、気の流れもすーっと落ち着いたというわけです。
実際の臨床から学ぶことも多いのですが、このような体験から学ぶことも多いです。
日々学びです。