疲れた~と感じる時の東洋医学。
日常を忙しくこなしている現代人にとって疲労というものは切っても切れないものです。
「疲れがとれない・・」といった訴えも当院では良く聞きます。
ただ、今回の話はそのような慢性疲労の話ではなく、そのもっと手前の疲れの話。
一日出かけて帰ってきたときの「あ~疲れた」の時のことです。
東洋医学的に疲労とは「陰(水や血)の不足」と捉えます。
一日中活動したことによってそれらを消耗したわけですね。
そして陰の不足の反対側で陽の有余が生じます。
身体の活動に伴い発生する熱感がそれにあたります。
陰が不足するから、お腹が空いてのどが渇く。
陽が有余になるから、なんか身体が火照る感じがする。
この状態で眠たくなるのは、もちろん自然なことです。
眠くなるのは、腎臓が効率よく水分を循環させ、不足を補うともに熱を冷ますためです。
寝て起きると排尿にてその熱が排泄されます。
そんな時ほど尿の色は濃くなります。
ですので、このような時には腎臓の経絡に鍼やお灸をすることでそれを助けることができます。
当院での施術中にうとうととした後、施術後にトイレに行かれることがあります。
そんな時は、施術によって疲労回復を促すことができたとみるわけです。
日々の疲れのリセットはこのように行われるわけなのですが、これが長期的に十分行えない状態が続くと冒頭のような慢性疲労につながっていきます。
そこまで行くとまた別の病理が現れます。




