フリーズしたパソコン。

よくよく考えてみると、人間の頭の中は常に何かを考え動いています。
東洋医学ではこれを【肝気の動】と言います。
その動きに身体が反応することで日常生活のあらゆる行動がなされます。
頭の中においては「無形の動き」、行動として表れて初めて「有形の動き」となります。
健康なときはこの二つの動きは連動していますが、病気になるとそれが乱れてしまいます。
「本当はあれもしたい、これもしたい」という思いだけが空回りして、身体はしんどいまま・・・。
このような状態の多くは「無形の動き」が多すぎることに原因があります。
「無形の動き」に「有形の動き」がついていけず連動が乱れてしまった状態です。
例えるならば、一度に操作をしすぎて遅くなったパソコン。
一度なったことのある方はわかると思いますが、かなりイライラしてしまいますよね。
このような時一番してはいけないのが、さらにマウスをクリックすること。
つまり「無形の動き=クリック」を休ませないと「有形の動き=パソコン」はいつまでも乱れたままということです。
ここまで遠まわしに言ってきましたが「無形の動き」とはそのまま【心の動き】と置き換えることができます。
【心の動き】を少なくして身体が追いついてくるのを見守ってあげてください。
そうして初めて、あなたの頭の中にある「無形の理想」が「有形の現実」と変わっていきます。




