ブラックな○○。

最近良く聞くのブラック企業という言葉。実はそんな場所が、自分の身近なところにあるという話。
なんの話かというと、当院に来ている高校生に聞いたマンガのことなのです。
そのマンガは身体の中の細胞の日常を擬人化したもので、酸素や栄養を運ぶ赤血球が主人公で、酸素の入った段ボールを宅急便のごとく全身に運ぶ中で、様々なトラブルに見舞われるというもの。
マンガでは、その身体が喫煙、飲食不摂生、飲酒、ストレス過多の超ブラック。
詳しくはそのマンガを見て頂ければわかるのですが、その中でも細胞は必死にそれぞれの役目を果たそうと頑張ります。
人間の不摂生がこんなに迷惑なことになるとは・・・と、すでに知っている知識なのにそれが擬人化しただけで、なんとも不思議な読後感。
身体のことを考えて不摂生を見直したいと考えているけどなかなかできない、という方は読んでみるといいかもしれません。
ブラック企業の話を聞いて、気の毒に思うこともしばしばありますが、その前に自分の体内の労働環境がブラックになっていないか、見直しが必要ですね。