生活改善へつなげたい。

2019年04月10日院長日記

当院には、様々な疾患の方が来られています。

最近割合が多いのは、病院で診てもらったけれども「どこも悪いところがない」と言われたという方です。

患者さんからすれば「こんなにしんどいのに何もないはずがない」のですが、検査結果だけを見ればそうなってしまうのです。

そういう方々を、伝統鍼灸の立場から東洋医学のフィルターを通して診ていくと、しっかりと悪いところが見つかります。

当院では、こちらが診ている身体の状況を、患者さんとできる限り共有しており、話をしていくなかで「すごくよくわかる」や「スッキリとした」と言っていただけることも多々あります。

例えば、胃の熱から起こる肩こり、頭痛というものがありますが、その原因が胃の中の熱にあるということは、東洋医学の視点からでしかわかりません。

しかし、実際に当院で話を聞いてみれば、思い当たる節がある。となるわけです。

このようにしっかりと身体の事を理解していただければ【生活改善】につながります。

人間やっぱり、訳もわからず生活改善とはいきにくく、せめて頭で理解しなければ行動しにくいものです。

当院では初診の際には1時間半~2時間くらい時間をかけていますが、それは身体の事を解説する時間を取っているからです。

日常の生活が変化すれば、症状の回復も早くなります。
ですので、より健康な生活へとつながるよう施術以外の部分でもお力になれればと思っています。

 

この記事を書いている人

魚住 健鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう) 院長 / 鍼灸師
●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。

小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。

<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。

<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。

<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。

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