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症例集

肋間神経痛(左脇)/60代・女性

肋間神経痛(左脇)/60代・女性

症例集

主訴:肋間神経痛(左脇)

風邪を引いた後、一ヵ月間、咳が続いていた。その後、左の胸脇部が、ピリピリと痛むようになった。

普段は左の頚や肩こりが起こりやすく、今も凝っている感じがある。

<東洋医学的診断と施術>

この方の脈の特徴は、右脈が細めの脈であるのに対し、左がやや太めであるという事です。
脈の形は右脈の方が弦脈という脈でした。

弦脈という脈は、肝臓が働き過ぎている時に現れ、細めの脈ということを考えると、肝臓が血を消耗しているという状態と考えられます。
問診では、目をよく使い、頭脳労働をよくするという事で、元々その傾向があるようです。

肝臓が働き過ぎると、気が上に昇り、熱化しやすくなります。それが左側に偏っているために左の脈がやや太くなっています。
つまり、左の脈が太いのは熱=炎症反応であるということです。

風邪をひくと熱が出ますが、その熱が身体の深い所に入っていくということはよくあります。
この方の場合、肺に熱がこもってしまい、長引く咳となっていたようです。

以上のことから、元々、熱が多い左の上部に、風邪の熱が停滞し続けたことによる肋間神経痛と判断し、施術を行いました。

施術には左上部のやや深めのところにある熱をとるために、手三里というツボ、肝臓に血を集める太衝というツボなどを用いました。

初回の施術後、肩こりが軽くなっているという変化が現れ、4~5回目には肋間神経痛のピリピリした痛みも治まったようです。

症例集

症例集について

この症例集では症状ごとに身体の状況や施術、術後の経過などを掲載していますが、人それぞれに体質や生活環境の違いがありますので、同じ症状の方が同様の経過をたどることを、当院が保証するものではないということをご理解いただければ幸いです。当院の施術をイメージする参考としてご覧ください。

Infomation

受付時間

日祝
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16:00-20:00

▲・・土曜日は10:00~15:00(最終受付)

施術料金

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初診料金7,000円5,000円4,000円2,000円
再診料金5,000円3,000円2,000円1,000円

料金はすべて税込み。

大人のみ5回分回数券があります。詳しくはこちら。

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