鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)では、東洋医学に基づいた伝統鍼灸医学を、提供させていただいています。
人間は、自然界の一部であるという前提のもと、身体全体を一つとして捉えることで、病気の原因を明らかにしていきます。
特徴1 脈診を中心とした丁寧な体表観察
病気の身体が訴えている様々な情報は、必ず体表に現れてきています。
それらの情報を丁寧に読みとり、分析していくことが、正確な鍼灸治療には欠かせません!
手首の脈を診る、脈診。
お腹の堅さや寒熱を診る、腹診。
舌の色や形などを診る舌診。
他にも、手足や背中のツボも観察していきます。
いずれも、正しい情報を得るためには、十分な習熟が必要なものになります。
特徴2 一人一人、その時の身体に合せたオーダーメイドの治療
伝統鍼灸医学では、西洋医学での病名が同じであっても、身体の状況が違えば、治療も変わります。
つまり、○○だから、この治療というように、画一的で、流れ作業のような治療にはならないということです!
人間の身体は、自然環境、生活環境の中で、刻一刻と変化します。
その時の身体にとって、最も有効である治療を選択することで、一人一人に合せたオーダーメイドの治療が可能になります。
1.予約
当院は一人一人の施術を丁寧かつ正確に行うため、完全予約制とさせていただいております。
お電話、もしくはオンライン予約フォームより、来院のご予約をお願いします。
当院では、初診、再診すべての方の治療の質を確保させていただくため、初診の予約枠を、1日2枠とさせていただいております。早くから埋まってしまう日もありますので、早めのご予約をオススメいたします。
2.受付
予約時間の5~10分前に来院してください。時間に遅れそうな場合は、連絡をしていただくと助かります。
<来院時の服装について>
どのような症状でも身体全体を調べますので、ワンピースなどの上下が分かれていない服装や、細身のジーンズのような締まっている服装での来院はご遠慮願います。治療ブースは仕切られてますので着替えていただくことも可能です。
3.問診票の記入
まず、問診票を記入していただきます。内容は身体の症状のことや日常生活のことなどです。
治療を決定する重要な情報源となりますので、よく読んで記入してください。
<記入時の注意>
一見、関係ないようなことでも治療の参考になることがありますので、全項目について記入願います。
病院にかかっている方は病院でもらった薬、検査表などがあれば持ってきてください。また、字が読みづらい場合がありますので、必要な方は眼鏡もお願いします。
4.問診
まず、現在困ってる病気のことについて伺います。長期にわたる病歴であるならば、病気の状態の変遷についても伺いますので、整理しておいてください。メモでもかまいません。
その他に、問診票の記述ではわかりづらい部分なども確認しながら、病気の状況を伺っていきます。
5.現在の身体の状態を解説
問診や身体のチェックでわかった症状や病気の原因について説明します。
東洋医学の話も出てきますが、できるだけわかりやすくするように心がけていますので、安心してください。
わかりにくいところは、遠慮なく質問をしてください!
6.鍼灸治療
そして、いよいよ施術にうつります。
施術は必ずしも、痛いところや悪いところにするわけではなく、身体の状態に合わせたツボを用います。身体は毎回変化しますので、前回と違う場所に鍼をすることもあります。
痛みについて心配される方が多いですが、ほぼ無痛ですので、心配には及びません。
また、当院で使用する鍼はすべて使い捨てなので、感染などの心配はまったくありません。ご安心ください!!
7.日常の注意点と施術の進め方について説明
施術が終わり、治療後の身体の変化を確認した後、普段の生活の中での注意点とその後の治療の進め方(治療間隔のことなど)について説明します。
生活上の注意点とは、食事、睡眠、精神面、運動のことなどについてです。
これらは、鍼灸治療の効果を高めてくれますし、早期の改善につながっていくことなので、しっかりと聞いておいてください!
8.お会計と次回のご予約
受付にてお会計と次回の予約をお願いします。
以上が初回来院時の流れになります。所用時間は90分~120分くらいです。(2回目以降は40分~60分くらいとなります。)
無何有(むかゆう)は、病気で悩んでおられる方々が多く通われる病気治療の場です。
「患者さまに本当に元気になってもらいたい!!」という思いから、以下のような場合において、施術をお断りさせていただくことがあります。
- 1、特別な理由もなく無連絡でのキャンセルをされた場合
- ご予約された時間は、他の方が入ることができません。本来、治療を受けることができた方へ迷惑がかかることになりますので、ご注意ください。
- 2、他の患者さまへの、迷惑行為があった場合
- 様々な悩みを抱えた方が、お越しになられています。病気治療の場の最低限のルールとしてご理解ください。
病気治療のための、快適な環境づくりは、無何有(むかゆう)の努力すべきところですが、それにご協力いただければ幸いです!!