「足ツボってあるけど、足にもツボってあるの?」- 無何有の質問コーナー –

2013年09月07日無何有(むかゆう)の質問コーナー

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久しぶりの更新になります。
無何有(むかゆう)の質問コーナー第6弾!!

今回の質問はこちら。
「足ツボってあるけど、足にもツボってあるの?」

テレビなどで「イタタタタタ!!」と言ってやってるあれですね。
足ツボマッサージといった名称があるようですが、正確にはリフレクソロジーと言うそうです。

まず、東洋医学的なことから言うと、足の裏にもツボはあります。

ツボには正穴と奇穴の2種類あり、前者は身体を流れる14本の気血の流れの上にあるツボ、後者はそれ以外のツボのことを言います。

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足の裏の正穴は図にある「湧泉」というツボ一つだけです。
奇穴も数か所ありますが、

それらのツボと、リフレクソロジーで押さえたところが痛いというツボは全くの別物です!!

リフレクソロジーとしても、ツボではなく、反射区というそうで、おそらくツボ=押さえて痛い、または気持ちいいというところから後付けされたものと思われます。

その反射区と内臓の関係とか云々は、東洋医学と関係ないので置いておいておいて、ここでは実生活でリフレクソロジーをどのように役立てればいいかを、東洋医学的に解説をします。

先ほど紹介した足裏唯一の正穴である湧泉は、腎臓の経絡のツボです。
腎臓は各細胞の水の出入りを統括する臓器ですので、腎臓の疲れは、むくみなどに出てきやすいとされます。また、腎臓の疲れは排尿にも影響を及ぼしますので、老廃物の流れも悪くなり疲労感とも結びつきます。

この理論的な背景と臨床での経験から、無何有(むかゆう)では、足の裏全体が腎臓との関わりがあると考えます。

つまり、リフレクソロジーで足裏を刺激することは、腎臓の経絡を流れやすくして、むくみや疲労感といった症状を改善することになる。

と、東洋医学的に解釈することができるのです。

ですので、「旅行先で歩きすぎた」とか、「外回りで足がパンパン」といった時に利用すると、足の軽さと共に全身の疲れも和らげることができるのでおススメです!
治療後におしっこの出がよくなったとか変化が出れば、バッチリですね!

最後に注意点としてあげておきますが、リフレクソロジーで「肝臓が悪い」と言われた場合でも、東洋医学でいうところの肝臓が悪いということにはなりません。

つまり、リフレクソロジーで反応のあった臓器へのアプローチを、鍼灸治療で行うということは、まったくもっておかしいということです。

最近は鍼灸治療とともに、リフレクソロジーがメニューにあるところもあるそうなので、もし鍼灸院でそのようなことになれば、治療内容についてしっかりと確認した方がいいかもしれません。

この記事を書いている人

魚住 健鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう) 院長 / 鍼灸師
●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。

小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。現在でも、鍼の力を借りながら、続けています。

<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。

<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。

<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。


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