最近、患者さんの話で多いのが、
「薬を飲んで症状は治まっているけど、このままずーっと飲み続けるのはちょっと・・」
というものです。
できるだけ薬に頼らずに治していきたい。
という方が増えていくのは、ロハスに代表されるような健康志向の表れかもしれません。
実際に、そのような治療ができるかというと、答えはイエスです!
無何有(むかゆう)での臨床例では、高血圧や月経困難症、アレルギー性鼻炎などの症例があります。
注意しなければならないケースも、もちろんありますが、それはケースバイケースなので、症状の変化を観察しながらやることは、必須条件です!
無何有(むかゆう)では、鍼灸治療での症状改善を優先し、その後に、お医者さんと薬について相談してもらうようにしています。
理由は、その方が確実で安全だからです。
東洋医学の治療、言い換えると人間が本来持っている力を引き出して治す方法ですが、
そのメリットは、その薬の対象となる病気だけでなく、身体全体の不調を改善していけるということです!!
ある書籍で紹介されていた統計によれば、高血圧の薬で脳疾患のリスクは回避できたものの、その他の原因によって亡くなるなどして、最終的な死亡率は変わらなかったそうです。
その統計や臨床での様々なケースを診ていると、本当に健やかで長生きしていくためには、自分自身の身体が持っている治る力というのが、最高の薬であるような気がしています。
この記事を書いている人
- ●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。
小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。
<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。
<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。
<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。
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