人間の身体の中で、縮むと伸びるをくりかえしているのは、どこか?
まず、頭に浮かぶのは筋肉ではないでしょうか?
この筋肉に関することで、よくいうのが身体が硬い、身体が柔らかいというものがあります。
東洋医学の見方から言えば、身体が硬いのは筋肉中の血の不足が原因となることが多いです。
血が不足した筋肉のイメージは、ビーフジャーキーのような乾物が近いかと思います。
つまり、細くなって縮むという状態です。
このような状態から肩こりや腰痛などの症状となっているパターンは非常に多く、病院等で「もっと筋肉を柔らかくしないと」という指示が出ている患者さんも多いようです。
そして、筋肉を柔らかくするという時に、最初に考え付くのがストレッチ。
ストレッチをすることで、筋肉は伸びますが、その時に重要なのが、補充のための血は造られているか?ということです。
無何有(むかゆう)では、よくタオルの例を出します。
ギューッと絞ったタオルを緩めるまでがストレッチの役割で、そこに水がなければタオルは潤わない。
ストレッチをして筋肉を伸ばした時は、症状が緩和するがしばらくしたら元に戻るという方は、血の生成力が落ちているか、血の消耗率が高いか、ということが考えられます。
実際に、これらの問題をクリアーすることで、症状は改善しやすくなります。
筋肉という部分だけをみていてはできない治療。
こういう部分も、無何有(むかゆう)の鍼灸治療の特徴です!!
この記事を書いている人
- ●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。
小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。
<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。
<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。
<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。
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