睡眠障害(不眠・嗜眠)と鍼灸治療

2013年10月23日睡眠障害と鍼灸

oriental

”不眠で死ぬことはない”ということがありますが、これは不眠に悩む人を安心させるという意図があり、やはりぐっすり眠れるということは、とても重要な事です!!

また、逆に眠たくて眠たくて仕方がないという方もいます。
日中の活動に支障がでることが多く、事故につながるケースもあるので、これもまた重要な問題です。

人間の気は、身体全体を循環していますが、昼と夜で循環しているところが違います。

朝起きて、光を感じると、気が内側から外側へと出てきて、手足や頭に気がめぐります。
そうして、目が覚めて、日中の活動を行うことができるようになります。

逆に、夜になって眠ろうとすると外側から内側へと、気が入ってきて、臓腑を養います。
このようにして、気を循環させることで、身体のいろいろな機能を活かしているのです。

この内側から外側へ、外側から内側へという気の循環のどこかで異常が起こることが、睡眠障害の原因となります!

不眠であれば関わっている臓器は、肝臓、腎臓、心臓が考えられます。
嗜眠は、脾臓、心臓、肺臓が絡んでいるケースが多いです。

不眠や嗜眠にはいくつかのパターンがあり、東洋医学的に見ても、原因はそれぞれ違いますが、大きな枠では、内外の気の流れの異常と捉えてください!

この気の流れの異常には、鍼灸治療がとても有効です!

原因を明らかにして、内外の気の流れを元に戻すことで、多くの方が快適な睡眠を取り戻されています!!

この記事を書いている人

魚住 健鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう) 院長 / 鍼灸師
●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。

小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。

<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。

<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。

<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。

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