寒くなったので、カゼの話を!!

2013年10月24日東洋医学というもの

oriental

先週の台風のあと、一気に冷えこむようになりました。
かなりの気温差になり、カゼをひいてしまったという患者さんも、いらっしゃいました。

これから、冬に向けて気温は下がっていく一方なので、一度カゼについて解説しようと思います。

一般にいう、寒気がして、頭痛がして、鼻水が出て、発熱するというようなカゼ症状は、東洋医学では、風邪、寒邪、という自然界の気によって起こされると考えます。

邪といっても、特別なものではありません。
自然界の中の風と寒気が、抵抗力のなくなった人体に影響を及ぼすのです。

風にあたると、体表が冷やされます。もちろん寒気によっても冷やされることになります。

この状態の時、体表の汗孔は、冷やされて閉じてしまいます。
一方、冷やされた体表を、なんとかして温めようともします。

温めようとして発生した熱は、体表へと上がってきますが、体表にある風寒の気によって、外へ出ることができません。

これが発熱につながるのです。

つまり、冷やされた体表を温めようとする気と、体表にある風寒の気が争っている姿がカゼの初期症状です。

この時、鍼灸治療では、体表を温めることで、それを助太刀し、風寒の気による冷えを取り除いていきます。
これがうまくいくと、汗をかいて、解熱します。

このように、東洋医学におけるカゼ治療は、人体の力を助けるという方にフォーカスが当たっています。

風寒の気によって影響を受けた人体を、いかにして、元の状態に戻れるようにするか?

外部からの悪いものを、排除する考えとは違う、ということを知っておいてください!!

この記事を書いている人

魚住 健鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう) 院長 / 鍼灸師
●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。

小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。現在でも、鍼の力を借りながら、続けています。

<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。

<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。

<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。


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