西洋医学の不妊治療で、なかなか成果がでず、無何有(むかゆう)を訪ねて来られることがあります。
最近では、不妊治療を専門としている鍼灸院もあり、それだけ多くの方がお悩みなのだと思います。
不妊症について、東洋医学では、どのように考えるかという話ですが、
1100年ごろに書かれた中国の書物には、こうあります。
“もし、子供を求めるならば、まず先に夫婦双方の臓腑の弱り、古い病気を治療して、気を和平にする”
つまり、妊娠を希望される夫婦の身体を調えることが先決だということです!
無何有(むかゆう)での、不妊鍼灸治療でも、同じ考えに基づいており、
身体全体が元気になっていくことが重要なポイントと考えています。
この考え方でいくと、不妊治療=身体全体を調える治療とも言えるわけなのですが、ひとくちに-調える-と言っても、人それぞれ身体の状態は違っています。
ですので、不妊だからといって、どのような状態でも同じツボに鍼やお灸をしていくという方法では、東洋医学的不妊治療とは言えません!
不妊に至ってしまったメカニズムを、一人一人の身体において、明らかにすること。
その上で、身体全体を調える治療をしていくことが、東洋医学的姿勢になります。
この施術は東洋医学全般に精通していなければできない鍼灸施術です。
無何有(むかゆう)では、あらゆる疾患の施術の中で培った技術で、一人一人の身体に本当に合っている施術を行うようにしています。
この記事を書いている人
- ●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。
小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。
<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。
<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。
<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。
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