パニック障害と鍼灸治療

2014年08月09日パニック障害と鍼灸

oriental

パニック障害は動悸、頻脈、めまい、呼吸困難といったものが発作的に起こる病気です。
原因として脳内神経伝達物質などが関係していると言われているようですが、ここでは東洋医学的な考え方をお話しします。

発作時に起こる動悸などの症状は、【肝臓の気が過度に発動する】ことで起こります。

「過度に」というところがポイントです。

というのも、発作が起こりやすい状況に電車などの閉鎖空間、精神的緊張状態といった場面が挙げられますが、このような状況では健康な人でも、肝臓の気は発動しています。

ところが、

①日常的にストレスなどがあり、平常時から肝臓の気が発動している人
②気を落ち着かせる腎臓の働きが低下している人

は、発動する肝臓の力を制御できずに【過度に】なってしまいます。

東洋医学では、このように捉えることができますが、この状態はメンタルよりも身体的な問題にウェイトがあります。

つまり、肝臓の気の発動を制御できない身体側が主という事です。

ですので、鍼灸治療で身体を調えていくことで、発作が起きにくくなるということは少なくありません。
そして、いつもは起きる発作が起きなかったという経験が、結果的にメンタルの部分で起こっている不安を和らげていくという過程を経ることが多いようです。

無何有(むかゆう)では、無理に気持ちを落ち着かせようとはせず、まず身体を元気にすることを意識してもらっています。

心と身体のつながりを考えているからこそ、「まず身体から」という事ができます。

この記事を書いている人

魚住 健鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう) 院長 / 鍼灸師
●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。

小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。現在でも、鍼の力を借りながら、続けています。

<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。

<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。

<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。


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