東洋医学の書籍である『素問』という本には、
天地の気が乱れる時は、人々の病気が増える
という記載があります。
人は四季の変化に合わせて身体を変化させています。
暑い夏は汗をかいて陽気を逃がし、寒い冬は陽気をしまい込んで内臓を守るといった具合です。
しかし、涼しい夏、温かい冬といったものがあると身体が変化に対応しきれずに、常を失ってしまう=病気になってしまうのです。
猛暑や厳寒という気候ももちろんのこと、冷夏、暖冬も実は堪えているということなのです。
また、最近の気候のように、ある程度乾燥しているはずの気候が、雨でジメジメしているとなるとこれも身体に堪えます。
無何有(むかゆう)の患者さまで、施術中に肺気の動きが悪いとか肺が弱いと言われてる方は、雨や曇りの天気に弱く、今回も特に影響を受けているようですので、まだ症状が出ていない方も要注意です。
この記事を書いている人
- ●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。
小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。
<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。
<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。
<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。
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