神センサー。

2015年07月28日院長日記

incho-diary

東洋医学の診察には施術者の五感を用います。

特に手による触覚がモノをいうわけなのですが、人間の持つこの感覚はかなりの高感度であると言えます。

皮膚表面の温度、凹凸、湿潤度、堅軟度、質感のすべてを感じ取ることができます。

よくものづくりの現場で、機械では作ることのできない商品が職人の手によって作られることがありますが、それもすべてはこの高感度センサーを持つ手によって微細な変化を感じるところから生まれます。

この感覚は初めから備わっているわけではなく、繰り返し意識を手に集中させていることで備わっていくものです。

さらに繰り返し繰り返し行っていると、ほとんどわからないような違いまでも感覚としてとらえることができます。

これは触覚に限らずその他のすべての感覚において言えます。
いにしえの達人達はパッと対面した瞬間、その患者の病がわかりました。

私はまだ到達できていないので、五感をフル活用して補っていますが、究極はそこまで感覚を研ぎ澄ましていくことが可能なのです。

そして、このセンサーを持つ感覚を作り出したのは、人間ではなく自然(=神)です。

人智を超えたすばらしい高感度センサー。

ありがたく使わせていただきます。

この記事を書いている人

魚住 健鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう) 院長 / 鍼灸師
●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。

小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。現在でも、鍼の力を借りながら、続けています。

<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。

<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。

<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。


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