10年ほど前から夜に目が覚めるほどの右前腕及び右肘痛に悩んでおられた方。
整形外科でレントゲン、MRIを撮り、電気を当てたり揉んでもらったり・・・・。
「何ともならん」と当院へ来られました。
鍼灸治療の結果、痛みが和らぎ、夜も寝られるようになったとのこと。
このように長期間悩んでおられた病気が良くなることは、東洋医学の世界では珍しいことではありません。
その方は長いこと病院にかかったけど、結局は電気を当てたりするようなことしかしなかったと言います。
こういうことも珍しくありません。
効果の出てない方法を続けるということは、治すための思考錯誤を怠っているような気がします。
鍼灸が何でも治せるというほど傲慢ではありませんが、早い段階で選択肢として提案いただければ、このようなケースのいくらかは減らせるのにな、とつくづく思います。
この記事を書いている人
- ●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。
小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。
<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。
<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。
<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。
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