鍼治療を知らない一般の方と話をすると「鍼って痛い？」という話題が必ずと言っていいほど出ます。
注射以外で針を身体に刺すということはそうそうないですから、注射のイメージで考えるのは当然と言えば当然です。
当院にお越しになられる方の中には、鍼灸が初めてという方も多く、そのほとんどが「想像してたのと違う」とおっしゃられますので、安心していただいていいのですが、とは言っても最初は緊張されます。
先日来られた中学生も鍼は嫌だと言いながら、お母さんと一緒に来院。
いざ施術をする時も相当緊張していました。
私がその時感じたのは、それほど怖いと感じているのに来院してくれた【勇気】です。
初めて鍼治療に来られる方はこの子のように大なり小なり【勇気】を出して来ていただいているかと思います。
ほとんどの方が最初の一鍼で緊張がほぐれてくれますが、来院時のその【勇気】には応えねばと思いながら日々鍼を握っています。
この記事を書いている人
- 鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう) 院長 / 鍼灸師
- ●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。
小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。
＜学生時代＞
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。
＜免許取得後＞
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。
＜開業＞
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。
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