昼は外、夜は内!!

2013年08月02日東洋医学というもの

oriental

東洋医学の特徴は、自然界の変化と人間の身体はリンクしているという考えにあります。

いわゆる天人合一というものです!!

一番わかりやすいのは、四季変化による身体の変化。
春の花粉症なんかは、その変化がうまくいかずに起きる病気の代表例です。

実は、人間の身体は、一日の中においても、自然界の変化とリンクして身体も変化しているのです。

それは、気の流れている場所の変化です。
簡単に言うと、昼は外(手足)、夜は内(内臓)です。

そのため、昼間は目が覚めて、身体を動かしやすくなり、逆に夜は眠たくなって、内臓を養います。

内外の出入りをしている場所は「目」です。

現代人の身体に多い状態で、身体の内側に熱が篭っているという状態があります。

夕方以降の身体の火照り
夜、なかなか寝付けない
寝ようとすると咳が止まらない

といった症状は、そのような状態の時に出てきやすいものですが、

それは元々熱が篭っているところに、夜になって気が内側に入ってくるので、熱がさらに増してしまうということから起こっているのです!!

ですので、昼間に身体が熱くなるのと、夜になってから身体が熱くなるのでは、治療法はまったく変わります。

いかがでしょうか?
そのような細かい観察眼の上に成り立っているのが東洋医学です!

これまで気づかなかった自分の症状と季節、時間の関係性を知ることが、これから先の人生を守る大きな財産になるかもしれませんよ。

この記事を書いている人

魚住 健鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう) 院長 / 鍼灸師
●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。

小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。

<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。

<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。

<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。

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