夏に気を泄らさなればならないもう一つの理由

2013年06月21日無門-むかゆうの門-の補足

mumon

以前にこのブログでも更新情報を掲載しました

「無門-むかゆうの門-」 夏の養生三部作。

第8回 四季・夏 第9回 夏バテ・冷房病 第10回 夏の生活

この中で、夏の季節に対応した身体になるためには、「気を泄らす」ことが必要であるという東洋医学の考えを説明させてもらいました。

気を泄らすことは、発汗させると置き換えてもらって大丈夫です!!
そのことによって夏の暑さでヒートアップした体内の熱を外に出していくわけです。

これには、もう少し詳しい身体の仕組みがあるので、上のリンク先も参照してください!!

 

さて、気を泄らさなければならないもう一つの理由。
それは秋に季節が移ってから起こる病気の原因が、夏の残り熱にあるからなのです。

夏の間に十分に発汗して気を泄らしておけば、問題はありませんが、

もし、発汗が不十分で、身体に熱気が残っている場合、次のようなことが起こります。

①秋になり、涼しい気候になった時、体内の熱気が外に出られず、閉じ込められる。
②外に出られない熱が身体に籠ることで、病気を起こす。

そして、どのような病気を起こすのかというと、寒熱往来と咳です。

寒熱往来とは、寒いと感じたかと思えば、急にカーッと暑く感じたりすることで、この場合は秋の涼しい気と夏の残り熱のせいでそのようになります。

また、咳は身体に籠った熱が肺にいくことで起こります。

暦では夏休みのお盆ごろには、秋がスタートしています。
そのころに風邪を引くと、咳だけがしつこく残るといったこじれた風邪になりやすいものです。

実は、その理由が、夏の発汗不足にあったのです!!!
また、秋に悪化するするタイプの喘息やアレルギーも、夏の残り熱が絡む場合があります!!

このように、季節にあった身体の変化というのは、その季節のみならず、次の季節にも影響を及ぼすもので、おろそかにできないものなのです!!!

この記事を書いている人

魚住 健鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう) 院長 / 鍼灸師
●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。

小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。現在でも、鍼の力を借りながら、続けています。

<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。

<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。

<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。


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