施術者の心得!!

2013年06月20日院長日記

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無何有(むかゆう)の施術スペースには、写真のような額を設置しています。

左側には、施術者の心得 三ヶ条。

一、自身の鍼灸治療を受けてくれる方々に常に感謝の念を持つべし。
二、医学とは、学と術がそろってこそ、一人前である。書を読み学を深め、臨床に即して術を磨くべし。
三、院内の雰囲気はすべて主の人格に帰す。己の人格を鍛え、苦しみを楽しみに変える空間作りを心がけよ。

これらは、伝統鍼灸の学習、鍼灸道の実践において、師匠から学んだものを文章にしたものです。

師匠が言っていたことそのままのものもあれば、背中を見て感じたこともあります。

特に最後の一つは、背中を見て感じたこと。
どんなことを考えているか?どんな行動をしているか?
そういったものが鍼灸院には出てきます。

これまで、師匠も含め何人かの先生方の鍼灸院で勉強をしましたが、必ずその先生の人格がにじみ出るのです!!

観音様や大仏様のいるお堂に入った時のような、そんな感覚が無何有(むかゆう)の究極理想です!

もちろん、内装や調度品なんかで作り出しても意味がないわけで・・

私が平均寿命まで生きられるとしてあと40年ちょっと。それまで、その究極理想にどこまで近づけるか?

治療技術だけでなく、無何有(むかゆう)という鍼灸院自体が、身体を癒し、楽しみを生みだす場所でありつづけるよう、小さな自分のすべてを出して、無何有(むかゆう)を大きく進化させ続けます!!!

この記事を書いている人

魚住 健鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう) 院長 / 鍼灸師
●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。

小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。

<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。

<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。

<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。

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