「年齢的なものだから・・・」ということを、ご自身が感じている、もしくは言われたりしているケースがあります。
東洋医学的診方で身体を治療していると、
「そんなことはない。」
という場面に多々遭遇します。
当院では現在来院中の方だけでも、80代、90代、さらには100歳越えの方までおられます。
その中でも快方に向かっている方は多くおられます。
これは、無何有(むかゆう)の鍼が特別すごいというわけではなく、ご本人にそれだけの力が備わっているからです。
それはどこでわかるかというと、脈診で言うと薬指が当たる部分。
写真の右手側だけでなく右も左も両方なのですが、ここは人体の【根】に当たります。
ここの脈がしっかり、それでいてゆったりとしている方は、年齢に関係なく、鍼をしてもいい方向にいくことが多いのです。
植物でも根っこがしっかりしていると、老木でも花を咲かせます。
確かに加齢によって身体の不調は出てきやすくなりますが、的確な治療と養生次第で、症状改善の道が開くということを知っていただければと思います。
この記事を書いている人
- ●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。
小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。
<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。
<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。
<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。
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