毎年のことですが、年末のごあいさつをするまで、全くといっていいほど年末気分になりません(笑)
昨日の診療が最後だったのですが、このブログを書きながらようやく年末気分になっております。
2017年も多くの方にお越しいただき、感謝してもしきれません。
鍼灸治療を続けていると、不思議なことに臨床を重ねていけばいくほど、より難しい患者さまがお越しになるようになります。
今年はその傾向がより顕著に表れていたような気がします。
抗がん剤治療中の副作用軽減、腫瘍による痛みの緩和など、より高い集中力と工夫が必要になったケースでした。
これらの疾患の施術においては、過去の同様のケースにおける施術ももちろんなのですが、全く違う疾患の施術経験が役にたつことがあります。
すべての疾患の施術が、その他の疾患の施術にも大いに役立ちます。
様々な疾患の施術経験をもって、より高い鍼灸術に結び付けていくことができるのも、東洋医学的鍼灸施術の特徴です。
2018年もより多くの方のお役に立てるように、すべての臨床経験を活かして精進致します。
最後になりますが、皆さまにとって、2018年がよりよい一年になりますようお祈り申し上げます。
恒例の干支てぬぐいもお楽しみに。
この記事を書いている人
- ●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。
小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。
<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。
<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。
<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。
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