「鍼の日が待ち遠しい。」
「鍼に来るのが楽しみです。」
今週来られた二人の方がこのようなことを言っておられました。
当院にとってうれしいお言葉。
ただこの方々は完全に良くなったというわけではありません。
最初の状況に比べれば、良くなったのは間違いありませんが、辛い状況はまだ脱していません。
その中にも関わらず、このように前向きな気持ちでお越しいただいているわけです。
話をしていて共通しているのは、小さな改善しか出ていなくても、それを大きく評価しているという点です。
病気をしていれば、気持ちが落ち込みがちになるのは仕方のないことかもしれません。
前述のお二方も最初はそのような状況でした。
しかし、少しだけだったとしても進んでいるという点にフォーカスされていることで、前向きな気持ちが生まれているように見受けられます。
まだしんどいはずなのに、顔色もずいぶん変わりました。
東洋医学には、望診といって顔色を見て病状を判断する方法がありますが、この方々のケースは吉兆と言うことができます。
もちろん施術する側としては、まだ気を抜くわけにはいきませんので、しっかりと力添えさせていただきます。
この記事を書いている人
- ●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。
小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。
<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。
<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。
<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。
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