ストレスに負けない身体と心を手にれる!! その一

2013年07月19日養生(生活習慣)

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ストレスが様々な病気の要因になることは、以前にその仕組みと共に紹介させていただきました。

ストレスはこんな病気の原因にもなる!!その一
ストレスはこんな病気の原因にもなる!!その二

ストレスが病気の原因となっている場合において、その治療には二つのステップが必要です。

まずひとつめは、ストレスによって崩された身体のバランスを正常に戻すこと。

身体は、心が住んでいる家だと思ってください。
家の居心地が悪いままでは、心もイマイチ元気になれません。

これは、身体のストレス耐久性をつけると言ってもいいです。

 

次の段階は、ストレスの影響をゼロに近づけるための心の養生です。

ストレスから病気を起こすのは、ストレスに対し反応する肝臓の気が、頑張り過ぎたり、疲れたりするからです。

その肝臓の気が動じないように、コントロールできる心を養えば、ストレスの心身への影響が減っていってくれます。

この場合、ストレス耐久性というよりも、心のストレス柔軟性をつけると言えます。

1、身体のストレス耐久性

これには、鍼灸治療が最も重要な役割を担います。

また、生活上では休息と運動を無何有(むかゆう)では大事にしてもらっています。
ストレスの影響を受けやすい身体の人は、たいがい疲れています。
身体の疲労→精神疲労+ストレスというような図式で起こるのです。

この場合やはり休息が大事。休息の効果が最大限出るよう鍼をします。

運動は、食事とともに活動に必要な気力を生みだす重要な行為です。

カロリーだけで考えるとエネルギー消費ですが、身体を動かしたら足が軽くなったということがあるように、身体の気を動かして活動力を生みだすことができます。

身体に現れている症状が和らぐだけでも、心がいくぶん楽になる。
これは、心身一如の世界観からみる東洋医学でこその利点です!!

2、心のストレス柔軟性については次回に!!

この記事を書いている人

魚住 健鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう) 院長 / 鍼灸師
●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。

小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。

<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。

<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。

<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。

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