わかっていてもたまってしまうストレスの発散法!!

2013年07月29日養生(生活習慣)

oriental

これまで、

①ストレスが様々な病気の要因となるということ
ストレスはこんな病気の原因にもなる!! その一
ストレスはこんな病気の原因にもなる!! その二

②ストレスによって引き起こされた病気を治療するときの二つのステップ
ストレスに負けない身体と心を手にれる!! その一
ストレスに負けない身体と心を手にれる!! その二

とストレスに関する話題をいくつか投稿しました。

このブログでも、「心になんのわだかまりのない、安らかであっさりした心境になること」で、ストレスに対する心の柔軟性を養うヒントを探ってみました。

しかし、ためない方がいいと頭の中ではわかっていても、たまる時はたまっていくのがストレス。
ですので、それでもたまってしまったストレスを発散する方法というのも、重要です!!

1、食べる。

人間が、何かを口にすると、身体は弛緩する方向に働きます。
ストレス状態というのは緊張状態ですから、それを弛緩させることで緊張を解きます。

ですので、発散というわけではないのですが、一時的には緩みます。

ただし、いつもいつも食べていては、消化器系に負担がかかり、身体全体で見ればあまりよくない方法です。

2、しゃべる。歌う。

人間は声を出すことでも、気を発散することができます。

ストレスがたまった時に、「ウォ~!!!」と叫びたくなる気持ち。
それは身体が無意識に発散しようとしている姿なのです。

しゃべるといっても愚痴ばかりこぼしていては、聞いてくれる人がいなくなるので、ほどほどに。

3、(他のことに)気をそらす。

趣味に没頭する。旅行に行く。など、ストレスのことを一時的にでも頭から消してしまうことで、緊張状態を緩めることになります。

4、身体を動かす。

これは、気をそらすことにもなる方法ですが、
身体を動かして汗をかく。こういったことでも意外とすっきりします。

筋肉は、内臓で言うと肝臓の管轄になります。
この肝臓はストレスと深い関わりがある臓器なので、身体を動かし鍛えることは、ストレスに対抗する力を養うことにもなります。

 

他にもたくさんあるとは思うのですが、生きていく上で、ストレスが全くないということはありえないと思うのです!!

これだけは覚えておいてもらいたいのですが、
自覚の有る無しの違いはありますが、ストレスによって起こされたであろう病気の方が、本当に増えているということ。

今現在、ストレスが関わる病気のない方も、ストレスが身体に及ぼす影響や、その治療に関して、知っていて損はないはずです!!

このブログが、役に立つことを願います!!

この記事を書いている人

魚住 健鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう) 院長 / 鍼灸師
●兵庫県尼崎市生まれ、15歳で西宮市に引越す。
●兵庫県立西宮高等学校卒業
●関西大学社会学部在学中に森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科に入学し、ダブルで卒業。はり師・きゅう師の免許取得。

小学校4年の時に、バスケットを始め、そのせいかグングン身長が伸びる。開院当初は自分に治療をしつつプレーしてましたが、さすがにみる専門へ。

<学生時代>
●師匠となる石原先生の研究会で脈診を主体とする東洋医学・伝統鍼灸の素晴らしさに出会い、奈良・学園前の石原妙鍼堂にて研修を開始。

<免許取得後>
●千里中央・前田医院にて、西洋医学の学びを深めながら、鍼灸治療を担当。
●京都東山・HYATT REGENCY KYOTOの鍼灸師チームに加わり、海外の方や、伝統芸能に携わる方々の治療を行う。
●師匠の石原先生と共に、京都四条大宮・東洋医学の妙鍼堂にて鍼灸治療を担当。師匠の代診もおこない、がんや難病の方の施術も経験。

<開業>
●西宮市甲風園にて、鍼灸専門治療院 無何有(むかゆう)を開院。

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